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DR連合フォーラム発足

各研究会代表の皆様からコメントをいただきました.

👉東北ディジタル医用画像研究会 佐藤和宏様(東北大学)
東北ディジタル医用画像研究会は、第一三共株式会社との共催により年に一度開催しています。名称の通り、あらゆるディジタル画像が研究対象です。当研究会は、1998年に日本放射線技術学会東北支部の下部組織としてスタートしました。そのため、東北6県と新潟県を活動エリアとしています。来年は節目となる20回目の研究会が開催されます。
当研究会では、MTFNPSの測定ツールをリリースしています。開発者の頭文字をとって、FO-BSと名付けられました。フリーソフトですので、どなたでもご使用いただけます。また、当研究会では研究助成を行っています。小額であり、助成対象者は東北6県および新潟県の方に限られますが、FO-BSはこの助成を受けて開発されたものです。
これからもあらゆるディジタル画像を対象にした研究会として、皆様方に貢献できるよう努力していく所存です。今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

👉関東DR研究会研究会 中島正弘様(市立甲府病院)
このたびはDR連合フォーラム発足おめでとうございます。また、関東DR研究会をお誘いいただきましてありがとうございます。幹事一同お礼を申し上げます。
 さて、関東DR研究会は日本放射線技術学会関東部会(当時)の下部組織として関東DR研究会が発足いたしました。2008年に発足し今年で10年目を迎えました。年に3回の研究会と実践セミナーin蓼科の年4回の活動を行っています。ディジタル画像系はもちろんのこと、医療情報やモニター管理までディジタル系の内容に関して基礎から応用まで広く知っていただくために活動を行っています。発足当時は6人の幹事ではじめ、現在は15名の幹事で活動を行っています。今回、DR連合フォーラムに参加させていただき、全国の皆さんとつながりができることを祈念いたしています。今後とも関東DR研究会をよろしくお願いいたします。

👉中部支部画像研究会 服部真澄様(東海学院大学)
中部支部画像研究会は、平成2年に中部部会の名称で発足して以来、今までに基礎的な画像理論と画像評価法を各施設に浸透させることを目標として活動してきました。
最近の話題は2015年に策定されたDRLにより、被ばく線量の最適化が進むと考えられ、この最適化は単に被ばく線量を減らすだけでなく、診断に必要な画質を考慮する必要があります。そのため、当研究会の活動は物理評価に加え、被爆低減方法、新しい画質評価法などについての講演を行っています。
個々の各支部の画像研究会活動には意欲的な取り組みも沢山ありますが、それらを上手く共有することで、新たな課題探索やコミュニケーションを図ることが必要だと思い、今回DR連合フォーラムの話を伺い、微力ながら本活動に貢献して参ります。


👉関西地区CR研究会 中前光弘様(奈良県立医科大学附属病院)
 全国で“画像”を研究する仲間が一同に介して、ディスカッションができる機会ができたことは、本当に素晴らしいことであり、今後益々“画像”を語る仲間が増えることを祈念しております。
 さて、当研究会は、昭和61(1986)11月に発起人会が発足し、62213日に記念すべき第1回が開催され、今年で31年目を迎えています。当時は、まだFuji Computed Radiography(FCR)が普及していない時代であり、一般撮影におけるディジタルシステムにスポットを当てた勉強会はほとんどありませんでした。この研究会の発足は、先人たちの偉大なる“挑戦”でもありました。
 その信念を引き継ぎ、画像理論や画像処理から臨床応用の創意工夫まで臨床現場に即した情報発信の場として、関西圏を中心に活動を続けています。年に3,4回の定例会や4年に一度の“超基礎講座”を20余名の幹事が中心となって盛り上げています。
 DR連合フォーラムを通して、関西地区CR研究会のユニークな取り組みを全国の同志に紹介できることを楽しみにしています。

👉関西画像研究会 岸本健治様(大阪市立大学医学部附属病院)
 当研究会は、1981年に大阪大学の故山下和也先生の発案により、「放射線画像研究会」という名称で発足した、おそらく全国で画像研究を専門とする研究会の第1番目だと思われます。今年で37年目を迎え、105回の研究会開催を重ねてきています。
今回、第1回DR連合フォーラムに参加し、各地域での画像研究会を主催されている皆さんと情報交換をし、診療放射線技師の我々が画像研究を通して、放射線技術の発展に寄与することを目的としたいと考えています。
実際には、多くの方々は放射線技術学会等でお会いし、研究内容でのお話しをする機会は個々にはあると思いますが、全国の有志の会である画像研究会が一同に会してフォーラムを開催することは、大変うれしく、有意義な会になることと思います。
また今回のフォーラムでは、関西CR研究会と関西画像研究会の多くの幹事が研究テーマにしている、「Exposure Index」について、全国の皆さんと討論できればと考えています。

👉北海道CR研究会 鈴木信昭様(NTT東日本札幌病院)
全国DR連合フォーラムの発足、誠におめでとうございます。また、この機に、北海道CR研究会に対して参加団体へのお誘いをいただきましてお礼を申し上げます。
北海道CR研究会は、北海道におけるCR撮影に関する具体的で日常業務に直結するような学習や討論の場、情報交換の場として、1995年(平成7年)3月に発足し、2015年(平成27年)に発足20年を迎えました。現在、11名の幹事で活動しており、ここ数年は、一般撮影系におけるCRからDRへの変遷という現状を踏まえてFPDをメインテーマに掲げ、また北海道の広域性を考慮して、札幌市および札幌市以外の道内地方都市において、年2回の研究会を開催しております。
全国DR連合フォーラムへの参加は、北海道CR研究会にとってたいへん名誉なことであると同時に、大きな重みと責任も感じております。全国の同志の皆さまとお会いできる喜びをエネルギーに変えて、DRについて一緒に学び、積極的に活動していきたいと考えております。何卒よろしくお願い申し上げます。

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